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建築士会コラム

役員リレーコラム「建築人生」高松支部 岩部 和徳

私は昭和50年に小竹興業㈱に入社して、はや44年になりました。入社きっかけは、先生の勧めでした。昭和50年といえば、オイルショックの後の非常に景気の悪い時期で、求人情報の少ない時代で、なかなか世間一般的に名の通った会社の募集はありませんでした。そう言った中で先生言葉が「こう言う不景気な時こそ実力が問われ、頑張った人が勝ち残れる」と言われ、入社試験を受けることにしました。

入社試験は面接のみで、そのときの建築部長の言葉が、「うちの会社は大卒も、高卒も差別なしで、扱っていきます。」その言葉に私は右も左も分からないが、入社しようと思いました。あの時の建築部長の言葉がなければ、小竹興業には縁がなかったかも!

そこから私の建築人生の始まりです。入社式もなく、当然名刺などもなくT定規と三角定規と、三角スケール、コンベックス、ハンマー等支給され、即現場配置だったかな? それも上司はいたものの常駐じゃなく、時々顔を出す程度だったように記憶しています。

専門用語も分からず聞き直すばかりでした。職人に文句言われながら、やっていくのに不安があり、よく友達と「建築業界ってこんなものなのかな?」と、みんなで納得しながら過ごしたのを思い出します。今で思えば適当に自分の時間を作って酒を飲んだり、遊んだり息抜きが出来ていたのだなと思います。自分にとって大切な時間だったのだろう!! 

2年、3年すると施工図を描いたり、チェックしたりしながら設計図を読み取り現場職人に指示だし、図面通り出来上がっていく様子に、やりがいがを見つけ面白くなり又感動もあり、あの足場解体完了時の満足感は、施主でなく、設計事務所でなく、私のものでした。建築工事は同じ建物を施工する機会はなく、竣工の度に楽しかったです。苦労の連続、休みなしといった事に執着することなくやり切れるのは、ただ一瞬の感激だけのためであったように思います。

建設業界の現在は働き方改革とか3Kとか言われながらも、今もやってる事はほとんど同じで、若い現場監督さんが同じ感動を感じているか?やりがいのある職業と思っているか?疑問ではありますが、自分が手掛けた建物が残るというのは、素晴らしきことだと思います。現代版3Kで「給料、休日、希望」を目指して誰もが働きやすい職場作りが出来たらもっと若い入職者が増え希望ある職業ではないかと思います。建築現場本当に素晴らしいものがあり一生の仕事です。

最後に私の趣味ですが、ゴルフ、釣り等、残された会社勤めの中で、まだまだいろんな人と出会って楽しく、有意義に終わりたいです。

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