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建築士会コラム

年頭の挨拶「初春のお喜びを申し上げます」会長 遠藤孝司

令和2年の新年、明けましておめでとうございます。会員の皆様も華々しく穏やかな初春を迎えられた事と思います。本年も変わらずのご指導、ご鞭撻下さいますようお願い致します。

今年は、オリンピックイヤーですね。マラソンなどでコースも決まり、オリンピック施設も次々と完成しています。代表格が「国立競技場」でしょう。「サバ・ハディド案」が未来を示すデザインということで一等当選しましたが、実施に当たって大幅に不足する工事費・周辺環境の事などに問題があるとして、2015年に安倍首相が当選案を白紙撤回した経緯があります。

国立競技場をはじめ、多くのオリンピック施設での施工会社の選定は、今までは、設計・施工分離方式が大前提であったのが、いかに早急に計画をし、建設しなければならない社会的要請の中で、オリンピック関連施設を発注する場合、設計施工一括発注方式「デザインビルド」になりました。良い意味でも・悪い意味でも「良い加減(いい加減)」な発注方式と言われていますが・・・。

しかし、発注者にとっては一番大事な要件である「工期が約束される・工事費が約束される」事で、安心感があると言われています。そして国立競技場は、予算の上限額“1,550億”に対して“1,529億”で、工期も予定通り、令和元年11月末に見事に完成しました。この様な発注方法は「東京オリンピック」とか「震災復興」という大義があっての事です。

多くの自治体では、技術者の不足、又は技術者がいないなどで設計者の選定・発注方法で多大なエネルギーを費やし、苦慮しているのが現状です。国交省に於いても、この事について「適切な支援策は必要だろう」という事で、外部機関の活用も視野に入れて「発注者支援」を進めるとしています。

ついては、日本建築士会連合会で「公共建築等発注者への支援係る取組について」という協議を始めようと準備をしています。国立競技場の当初案のように、「絵にかいた餅」ではいけません。各段階で責任ある審査・支援がとれる制度設計を模索しておくべきと考えています。この事について設計三会(士会連合会・日事連・家協会)で協議が続くと思われます。

さて、いよいよ「建築士」を目指す若者にとって、より早期に見通しを持って、資格の取得が可能になる「改正建築士法」が今年3月1日に施行になります。この一年間、国交省と共に士会連合会でも「建築士免許登録体制検討委員会」を立ち上げ、政省令の検討をしてきました。全国7ブロックより実務に詳通した専務理事・局長で構成し、問題点を洗い出し、政省令に反映させるべく委員会活動をしてきました。中四国ブロックとして天野専務理事が参加しています。

今回の改正で、免許の登録申請が一級と同様に二級・木造共に各士会が実務経歴の審査をし、登録業務を担う事になります。実務経験の対象実務の範囲もやっと今回、拡大されますが、政省令では厳格に審査がなされるよう制度化されています。ただ、二級・木造建築士の免許交付者は各県の知事です。全国43都道府県は各士会が知事の「指定登録機関」になっていますので、令和2年の合格者は、一・二・木共に各県の士会窓口で審査・登録が出来ますが、全国で4つの士会が「指定登録機関」の指定をされていません。香川士会もその一つです。改正に伴い、連合会で今年から設立される「建築士登録機関等連絡協議会」での香川士会の立場は微妙です。昨年の暮れには、浜田知事へ早期に指定をしていただける様に強く要望致しました。今後も指定に向けて努力をしたいと思っています。

今年は上記の「士法改正」・「省エネ法の改正」・「4号建築物等の構造に関する設計図書の保存」などの法規制が見直しされます。士会事務局も相変わらず多忙ですが、会員の技術の研鑽・社会的貢献を目指し、他団体とも協力して今年も士会の運営をして参ります。本年も宜しくお願い致しまして、年頭の挨拶といたします。

         令和2年 正月

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