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役員リレーコラム「私の先生-My teacher」高松支部理事 井藁実香

役員リレーコラム「私の先生-My teacher」
高松支部 理事 井藁 実香

 
「私の趣味は旅行です。海外旅行です。世界中の建築を見に行くことが夢です。」私は趣味を聞かれると、カッコイイので、こう答えるように決めています。
ただし私の英語能力は中学生以下。今でいう小学生以下です。なので、海外に行くと「Hello!  Thank you Yes. No.」くらいで後は困った顔をして日本語で話し続けるというのがお決まりのパターンでした。そしていつもツアー旅行を選んでいたので、そもそも困ることはなかったのです。でもこのままでは夢を叶えられない。「英語を話せたらな。」ずっと思っていました。

きっかけは建築士会の研修旅行でした。今回の旅は特別で、英語が話せたらもっと色々なことが知れたのではないか。親切にしてくれた人に自分の言葉でお礼を言えたのに。そして話せることはカッコイイ!と帰国してから本気で思う旅になりました。よし、英語習おう!そう心に決めました。

そう考えていると突然チャンスがやってきました。会社で英語塾ができたのです。その名も『DOCO?塾』しかも、無料!なんてラッキーなの。さっそく参加しました。
塾当日ワクワクして参加しました。そして私は先生と出逢ったのです。先生の名は「Mr.HATA」、何十年も色々な国でお仕事をされてきた方でした。授業中は役職関係なくみんな名前で呼び合います。私は「MIKA」これがマナーなのです。

一通り自己紹介が終わり、いきなり、先生「道を聞いてみて。」私「え?話す?何を?私、英語話せない。」先生「黙らず何か発しなさい。」「今、旅行中だとして、困っていても黙っていたら誰も助けてくれないよ。何か話しなさい。」そうだけど… ぇえ!聞く? 一言もでてこない。。。恐怖。。。タダより高いものはない。。。こうして毎週月曜日恐怖のDOCO?塾は始まりました。

それから、2年ほど経ちましたが私は残念ながら少しは聞き取りができる程度です。ただ、ひたすら英語で話しかけられても動じないという根性だけはつきました。先生は相変わらずのスパルタで、「MIKA!考えなさい!」「MIKA!努力しなさい!」「今、世界で何が起こっているのか知りなさい!」と毎週𠮟咤激励です。

先生は、とにかく何か言葉を発すること。話しかけるときには必ず「Excuse me」を添えること。主語をきちんと伝えること。文法を守ること。単数・複数形をはっきりさせること。語源を知ること。そして相手の文化を大切にするということを教えてくれます。また、先生は英語だけでなく、物事を深く考え、知るということを教えてくれました。フィーリングだけで生きてきた私には新鮮です。自分の意見を相手に伝えること大切さ、常識にとらわれず自由に選択する権利があると言うことも教えてくれました。

そして私はこの塾を通して様々な出会いがありました。ABEイニシアティブに参加させてもらったのです。「ABEイニシアティブ」とは、アフリカの若者を招き、日本の大学での修士号取得と日本企業でのインターン実施を提供するプログラムです。私たちはその方々に建設中の住宅を案内し、日本の家について調べて発表しました。彼らは日本の建築・そして技術に興味津々でした。いつも当たり前のように見ている技術も何もかも彼らにとっては「アメージング!」なのです。また、自分たちの国の建築についてたくさん教えてくれました。改めて自分の仕事について考えさせられた出会いでした。

私はいつか建築を通して、日本と海外をつなぐ仕事ができたらと思うようになりました。そのためには努力し、勉強するしかないのです。「MIKA!目標を持って努力しなさい!」いつも厳しいですが優しく色々なきっかけを与えてくれる先生に感謝しています。

早くまた色々な国に訪れられることを願って。毎日コツコツと楽しくがんばっていきたいと思います。
Thank you Mr.HATA!

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