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建築士会コラム

役員リレーコラム「「明治大正時代のガラスを建築インテリアへ」 女性委員会副委員長 村上良枝

令和二年度より委員長を交代いただき、現在副委員長として委員会に残り委員の皆さんと共に運営活動を継続しています。また、女性委員会は令和二年度に30周年を迎え、記念誌の発刊を予定しています。皆様にはご理解ご協力いただき、またこれまでご尽力いただきました女性委員・女性会員の方々へも御礼申し上げます。引き続き今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
2016年一度目の役員コラム執筆の時に、古い建築とあわせて古い工芸品や古道具が好きで特に明治・大正時代頃の和ガラスを集めている事を書きました。私は、担当物件の中でそれらの100歳を超える和ガラスたちの活用を続けています。今回は、活用例を幾つか紹介させていただきます。


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初夏五月のテーブルコーディネーション。明治時代の八割り大皿・小皿・ぼんぼん入れ、戦前の梅型ゼリーガラス器、明治の松竹と千鳥柄の漆皿に盛り付け。大正のワイングラス・リキュールグラス、オイルランプ・ディキャンタ。昭和初期のガラス蹴りを箸置きに。大正頃の着物古布をテーブルクロスに縫い直し、波千鳥柄の着物の染型を壁装に。装花は牡丹・紫陽花・利休草。(2020年テーブルウェアフェステバル入選・東京ドーム展示作品)


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和カフェへ。真壁漆喰、寒水石研ぎ出しカウンター・ひふみ石たたき土間を計画し、木箱の中で藁に包まれて残っていた大正時代の小型の吊り灯具3個をメインテーブル席の上へ。灯具は四角柱型で下部は四角錐型。壁へ鶴首ブラケット。


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カーディラーショールームへ。戦前頃のアンティーク大型金庫・同時代の車ポスターとあわせ大正時代の丸段々型の吊り灯具。古材を活用し製作したオープンキッチン対面棚の背面へ既存建物につけられていた戦前頃のチェッカーガラスを活用。


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和室入り口へ。水と緑のキーワードを盛り込んで欲しいとご要望があり、和室前に垂れ壁をもうけて入口サインに大正時代の波千鳥柄の吊り灯篭。千鳥柄は、家内安全・子孫繫栄・目標達成の意。とても好きな伝統柄のひとつで、人気柄でもあります。



明治・大正時代のガラス食器やガラス灯具たちが100年を超えて、店舗や住宅の建築インテリアにまた生きています。新品でなくリメイク手間がかかる為に価格も高い灯具たちですが、ご理解くださるお施主様にとても感謝です。この活用を今後も続け、ひとつでも多く次の時代に残していければと考えています。眠っているや建て替えで活用できず捨てるだけになってしまうというガラスや古道具がありましたら、活用させていただきたいと思います。ご一報ください。


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