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建築士会コラム

役員リレーコラム「島の日常」小豆島支部青年部会長 真砂伸康

高齢者へのワクチン接種のみならず、若年層へのワクチン接種も少なからず進展している中、ようやくコロナ渦から抜け出す光が見えてきました。

私は生まれも育ちも小豆島、高校卒業後、大工修行のため一度は島を離れましたが、その後島に戻り、父と一緒に工務店を営んでいます。小豆島と言えば、オリーブ、素麺、醤油などの特産品、寒霞渓やエンジェルロードといった観光地が有名ですが、島に暮らす私たちにとって船は欠かせないものです。小豆島には、港が5つあり、高松、岡山、兵庫県の姫路、神戸三宮とそれぞれ乗船時間は違いますが、中四国のみならず関西方面にも便利に気軽に出かけることができます。

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私も幼い頃は船に乗って出かける事が楽しみであり、「船に乗りたい」と、よく遊びに連れていって欲しいと父にせがんでいました。船に乗ると、船の上の展望デッキに上がり、走り回ったり、手すりにつかまって景色を眺めたり、船が海をかき分けて出来る白い泡をジーッと見つめていたものです。まさに今2歳になる息子が同じで、船に乗るたびに嬉しそうに窓から沖を走る船を見つけては「ふーね」とテンションが上がっています。しかし、幼い頃は楽しみだった船の時間も、成長するにつれて段々と長く感じられるようになり、「島に橋がかかっていたら、すぐに高松に行けるのになぁ」などと考えるようになりました。

実家の工務店を手伝うようになり、建築士会をはじめとしたさまざまな会に参加させていただくご縁をいただきました。そのご縁のなかで、建築の関係のとある団体様から、小豆島で日帰りバーベキューをしたいというお話をいただき、100名以上のみなさんに来ていただいたことがあります。その会のなかで、「わざわざ小豆島まで来ていただきありがとうございます!」と挨拶させていただくと、「普段船に乗る機会もないし、子どもたちも楽しそうしていて小旅行の気分ですよ。」と大変喜んでいただいたのが印象的でした。船に乗るだけで観光している気分になるなんて、船に乗って出かけることがあたりまえになっている島の人間にはない感覚です。そこで、私からみなさんにちょこっとアドバイスを!

船での移動において大事なことは、島に行く際にあらかじめ帰りの船の時刻も決めておくことです。電車のように15分後に次の便があるわけでもなく、1便逃すと次の船まで1時間以上待ったりすることもあります。行きの切符を買う際に、往復切符を購入すると少々割引を受けられることもあります。また、船の出発時間ギリギリまで小豆島を堪能していただきたいところですが、地元の小中学生のスポーツ少年団や部活動の団体と一緒なると、満席で座るところがないということもよくあります。特に来年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭が開かれる予定ですので、早めの乗船をお勧めます。

ほとんどのフェリーの売店では、うどんが売られており、フェリーごとに種類や味も違い、美味しいです。普段うどんを食べなれている高松のみなさんからすると、少々お高いかもしれませんが、ぜひ島の名物としてお楽しみいただけたらと思います。今は、携帯でYouTubeを見たり、ゲームをしたり時間を潰す方法はいくらでもありますが、たまには日常を忘れて海を眺める船の時間いいものだなと思い直してきた今日このごろです。

いつのことになるかは分かりませんが、コロナも落ち着き、自由に旅行に行けるようになった日には、海外旅行や国内の有名な観光地もいいですが、ぜひ船に揺られて身近な小旅行を楽しみに小豆島にいらしてくださいね。

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