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一般社団法人 香川県建築士会
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建築士会コラム

役員リレーコラム「中四国ブロック香川大会に向けて~分岐点」青年委員長 増田晃一

何もわからず先輩方の背中に着いていくのが精一杯で、たくさんの勉強をさせていただいた中四国ブロック香川大会から早9年、「平成30年度青年・女性建築士の集い中四国ブロック香川大会」が6月9日(土)10日(日)の二日間開催されます。
 
本年度の青年委員会は9年前ほどの人数はいないので各支部への担当分けができません。しかし私が青年委員長所信として掲げてきました「一同一体」の花がここに来て開花をしようとしております。各支部の隔たりが無くなり、みんなが一つのチームとなり事業を成功に導くために日々奔走しています。個々が日々の忙しい業務の間の時間を割き資料作成・打合せと率先して動いている背中には本当にありがとうと言う言葉しかでません。
 
本大会のテーマは「分岐点」
香川県は四国の東北部、瀬戸内海国立公園のほぼ中心に位置します。風光明媚な瀬戸内海は古くから海上交通の大動脈として機能し、そこを舞台に多くのヒト、モノ、コトの交流がなされて来ました。沿岸には港が点々と存在し、その港を拠点に文化が海から陸へと広がって行きました。
 
今大会の会場となる高松も1590年(天正18年)に高松城(玉藻城)が完成し、城下町として四国の玄関口の役割を果たし、交通・文化・情報の結節点、『分岐点』として大きく発展してきました。現代においては、本州四国連絡橋の開通以降、四国4県の高速道路の整備も進み、交通網が発達しましたが、その反面、香川県は中国・近畿圏内への通過点となりつつあり、地域間の結びつきの弱さ、都心部への人口流出、地方都市の少子高齢化など社会問題も浮彫りになり、まさに「拡大成長する社会」から「縮小する社会」、その大きな『分岐点』に直面しております。
 
しかしながら、価値観の多様化が進み、それぞれの地域の個性が重視され始め、「縮小する社会」の中でも取り組み次第では可能性、希望のある社会と感じとれるようになってきました。我々建築士も物事の関係性を考慮し、選択し、その物事の進むべきベクトルを指し示す『分岐点』に立つ仕事にあります。地域で生きる建築士だからこそできる地域の建築と社会との関わり方があるような気がします。瀬戸内海における、四国・中国・近畿の『分岐点』であるこの地『高松』で私たちの地域の未来と建築の未来を共に考える事業を開催します。
 
結びとなりますが、本大会が参加された皆様にとって、物事を主査選択・模索するヒントにつながれるよう、後半年間みんなで力を合わせ成功に終われるよう邁進してまいりますので、OBの諸先輩方には多大なるご尽力をお願いすることがあるとは思いますが、かわいい後輩が実施する事業として暖かい目でご支援、ご協力の程よろしくお願いします。

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役員リレーコラム「甘えさせるマラソン」 青年委員会副委員長 山口 善史

ここ8年、毎年マラソン大会に参加しています。今、マラソンが流行っているようです。特に女性ランナーが増えています。それも美人ランナー、簡単に抜かれます。それも、余裕で。

僕自身はレースに出場するペースは年1回ハーフに出場するぐらい。タイムは自慢できるほどでないので内緒です。それでも走ることはお勧めです。いいことだらけです。始めるのに遅過ぎるはないようです。

実際レースに出ると初めは、まぁ調子良く走り始めます。10km過ぎたところから、おじさんどころかおじいさんにも、お姉さんにも、おばあさんにもあっさり見事に抜かれます。

そもそも、なぜ走ろうかと思ったかというと、実家(小豆島)に帰って来ると、毎年タートルマラソンがありました。この町では大きなイベントであり、開催日の3ヶ月程前から準備が始まります。毎週、夜な夜な打合せ、前日設営から当日はそうめん接待から片付けまで。
 
田舎の若手達を考えると、メンバーが少なく新しく入ってくる可能性も少ない。チョット毎年ボランティア参加になることを考えると辛くなりまして、次の年、マラソン自体に参加する事にしました。すると、そのボランティアの担当が外れました。そのまま毎年参加する事に。
 
また、体力の折れ曲がりを感じ始めまして、不規則な生活の上に暴飲暴食の喫煙者。これはヤバイとタバコを止めるか、運動をしようと考えていたのです。タバコのほうは禁煙本を3冊ほど読破しましたが、ただの時間の無駄に終わってしまい、運動のほうはいろいろ自分に言い訳をして三日坊主。まったくよくあるパターンです。

結局はがんばりすぎ、構えすぎはよくないんだなぁ・・・と思い、楽しながら続ける方法はないものかと…。で、考えたのが元来甘党なので、「走ったあとはアイスを好きなだけ楽しもう作戦」でした。ポイントは走らなければ、少ししか食べてはいけない!というプレッシャーをかけるのではなく、アイスクリームを食べたときの旨さを想像しながら支度をはじめ、家を出る。走り始めてしまえば、あとは成り行きで何とかなるもの。決して走る量を無理しない。歩いたって全然OK。次の日、がんばりすぎて身体が痛くて熱が出そう・・・なんて状態は言い訳の温床をつくるだけです。

とにかく手っ取り早く手に入るご褒美をせっせとつくって、それと引き換えに走り続ける。それがコツだと思います。ウエアーを買って、靴を買って、それでもしんどくなったらご褒美が服になり、食べ物になり、ゴルフクラブになり、と自分に対してある意味甘やかし続けるわけです。

それでもそんなに簡単な話ではなく、人間は欲張りだから飽きちゃうんですよね。そういう時は最終手段。レースへのエントリーです。出来ればそれを人に話す。これをしておけば嫌でも走ります。このときも軽~く考えてエントリーすること。あれこれ考えると不安になってエントリーしません。

そうやって自分をうまくだましながらも、レースに出て完走したらもう大丈夫です。プチ感動があなたを次のステップへ誘います。

と言いながらここのところ走ってなくて、その影響がお腹に来ていて、ヤバイヤバイと思いながらも寒さに負けて大盛りご飯を食べています。今夜走る用のご褒美を考えなくては。

平成30年度 年頭の挨拶 会長 遠藤 孝司

新春を寿ぎお慶び申し上げます。
平成30年新年、明けましておめでとうございます。会員皆様も華々しくも、穏やかな初春を迎えられた事と思います。本年も変わらずのご指導、ご鞭撻下さいますようお願いいたします。平成の元号で挨拶をしてから、早くも30年です。来年はどの様な元号になるのでしょうか?
 
いよいよ今年4月1日より改正宅地建物取引業法が完全施行されます。昨年に会員の皆様が受講し、既存住宅状況調査技術者の資格取得された方が連合会関係で12,000人(平成30年3月見込み)になり、県内でも174人が資格者として登録されました。今年も年度初めの4月から5月にかけて新規・移行の講習会を実施いたします。この制度は、宅建業者が専門家(建築士)による「国交省の告示に基づく既存住宅状況調査」の活用を促し、売主・買主が安心して取引ができる市場を整備するものです。連合会とも調整を取りながら、香川士会も登録技術者の活用促進の為、宅建業者と協働し、実地調査・契約書の作成・報酬基準など、法律に基づいて対処すべき事項のフォローアップ研修も実施したいと思います。
 
皆さん・・忘れ、かけていませんか! 防災・減災の事です。いつ起こるかわからない災害、行政も混乱している中で、避難所に指定されている建物に対して速やかに危険度判定出来るように協議し、行政が証明する「罹災証明」発行の援助活動を含め、当該地域の会員の理解を得ながら、制度を整える準備をしたいと思っています。
 
CPD登録者公開の件ですが、昨年より行政担当部署へのCPD登録者の名簿などを公開しています。引き続き実績を加味した情報を公開すべく準備をしています。施工分野でのCPD参加者のメリット及び、設計・監理委託等の評価の一助になればと思っています。
 
このように会員の技術の研鑽・社会的貢献を目指し、他団体とも協力して、本年も会を運営してまいります。事務局に於いては、建築士試験業務・法定定期講習業務・建設現場に於いての「監理技術者」講習・空き家登録業務など、多忙を極めていますが、更に平成30年度は中国四国ブロック会(9県)の幹事県を香川士会が担当する事になっています。つきましては「平成30年度 青年・女性建築士の集い中国四国ブロック香川大会」を6月9日(土)~10日(日)にレグザムホールにて300人規模で開催します。初心に還り担当県としてつつがなく準備をし、務めを果たしてまいりたいと思います。皆様のご理解とご協力を本年も宜しくお願いします。
 
末筆になりましたが、平成29年秋の褒章で会員の三日月善夫さんが黄綬褒章を受章されました。誠におめでとうございます。これからもなお一層のご活躍を期待しております。
 
以上をもちまして年頭の挨拶といたします。                                                                                                         
                                                                                                               
                    平成30年正月

役員リレーコラム「広報編集委員会の断面図」広報編集委員長 泉 佳宏

施設整備マニュアル[四訂版]刊行の紹介
香川県健康福祉総務課では、香川県福祉のまちづくり条例施行規則の改正に合わせ「施設整備マニュアル[四訂版]」を刊行しました。三訂版(平成22年3月発行)が刊行され、約7年余が経過しました。三訂版以降の四訂版の主な改訂点は次の通りです。 
・条例の手続き面を補う施行規則の一部改正をする
・整備項目表の一部見直しを行う
・改善計画項目表の一部見直しを行う
・改正関係告示に伴う修正を行う
・図示例の一部リニューアルと修正を行う
条例の対象施設である特定施設はもちろんのこと、対象施設外であっても、ユニバーサルデザインに配慮した考えは生かされてくると思われます。用途・部位毎に条例に沿った編集がされ、必要な項目にアクセスすれば、バリアフリーな情報が得られます。図示例も参考にされ、設計・監理・施工に活用し、誰もが住みやすい福祉のまちづくりの一助となり、座右の書のひとつに付け加えて頂けるよう願っています。
健康福祉総務課の福祉のまちづくり条例関連のHPもアクセスしてください。
・健康福祉総務課>福祉のまちづくり
http://www.pref.kagawa.lg.jp/content/etc/subsite/bf_town/index.shtml

参考文献
・高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準
(http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutakukentiku_house_fr_000049.html)
・建築工事標準詳細図(平成28年版)
(http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html)
・公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン
(http://www.mlit.go.jp/common/001089598.pdf)
・都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン
(http://www.mlit.go.jp/common/000224238.pdf)
以上国土交通省
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さぬき建築人について
2015年4月号から、現在の「さぬき建築人」という名称と意匠にリニューアルしました。以前にも書かせて頂きましたが、予算的な制約の中で、コンパクトな誌面にすることを心がけ、そして、中身が凝縮され、ぎっしり詰まった誌面にすることを目標としてきました。それでも掲載できない記事は、序文のみ掲載し、“[記事全文]はHPへ”と誘導する仕組みにしました。

次に特集記事《シリーズこの人に聞く》は、これまでに建築士会全国大会における伝統的技能者表彰者を紹介するコーナーです。初回は中川克英氏をご紹介しました。年間にお二人程、ご紹介をする予定です。予定者リストには、取材予定者がぎっしりつまっているのですが、消化不良なのが現実です。vol.2は現在広報編集委員担当者が執筆中です。

さぬき建築人の取材記事
取材の現実的な問題として、表紙写真、取材記事等は、取材先に取材の申し込み等の段取りをして、アポイントの当日は現地に向かいシャッターを切る。話をお伺いし取材メモに鉛筆を走らせます。また、事前に質問内容をFAXしたり、資料を揃えて頂いたりします。取材をスムーズに進めるために、この時はこういう展開でいこうとイメージします。そして、持ち帰り四苦八苦してキーボードを叩き原稿にする。取材先にその原稿を見て頂き、修正を繰り返す。とりあえず原稿の完成。後は広報編集委員の校正チェックを受け記事に。-----取材依頼があれば宜しくお願い致します。

アナログorデジタルか
取材記事が会報「さぬき建築人」として印刷物になり。また、HPに掲載された場合(前述の様に誌面の都合上HPのみの場合もあります)に、やはり活字になった会報の記事を何度も読み返しています。そして、誤字脱字を見つけて、また、稚拙な文章表現に、冷汗をかく自分に幾度となく遭遇します。とにかく、会報の場所を特定しているので何時でも手に取ることができます。ところが、HPに掲載された場合には、PCのスィッチをON→画面が起動→パスワード→士会HPにたどり着くまでに時間を要する。逆に印刷物は手に触れて、馴染みやすく読みやすい気がします。紙ベースの広報誌を大事に育て続けていく事を肝に銘じたい。

ひとこと
会報の毎月の校正で、記憶の片隅にあった校正が急に目の前に呼び戻され、活字に目を走らせる作業が始まります。誤字脱字以外は極力執筆者の文章表現を尊重し、文脈の意図を優先しています。

役員リレーコラム「アナログの復権」広報編集委員会副委員長 島川 修治

今年の夏、ソニーがLPレコードのプレス機を導入し30年ぶりにレコードを発売するとのニュースを聞いた方もおられると思います。数年前よりレコードが見直されてきて静かなブームとなりそれが広がりつつあるということは報道されてはいましたが、ここまで来たかと感慨深い物があります。

LPレコードは1950年代後半から普及し始め80年代初めにかけて全盛を迎え各種音楽の普及に大いに貢献したのではないでしょうか。それまでのSPレコードが片面5分程度の収録に対し片面30分となり、また音質においても飛躍的な進歩が見られ、一時間程度の曲で5~6枚組数千円だったものがLPでは一枚になり二千円少しで買えるといった手軽さ、それと共に普及した「電蓄」(電気蓄音機)、ステレオと総称された家庭用のオーディオ機器等により日本でも音楽が手軽に楽しめるようになりました。

又レコード会社も林立し、毎年膨大な数の新譜も発売されていました。50歳代以上の方は皆さん楽しまれていたのではないでしょうか。

少し脱線しますがLPの一分間に33.33回転という中途半端な数字どこから生まれたかご存知ですか。開発者は映画の音を目的に当時のフィルム一本分約11分を17インチのLPに丁度収めるように回転数を決めたということだそうです。

しかし82年にCDが発売されると、利便さ、コンパクトさ等であっという間に主役の座を奪われ衰退の一途をたどりました。しかしながら2000年頃までは新譜はLPも同時発売されることもあったようで私の買った最後の新譜は話題性に珍しさも手伝って宇多田ヒカルのFirst Loveでした。

というよりCDは一枚で約2000円LPは2枚組4000円、又その頃プレーヤーも家庭になくなりつつあり、田舎では売れなかったのかCDショップの片隅で2年ばかり肩身の狭い思いをしつつ挙句の果てには1000円のシールを貼られていたものを連れ帰った次第です。しかし今はネットでは美品であれば数千円で取引されているのにも驚きです。

また脱線しましたがLPは2009年が底で年間約10万枚になりプレス工場も東洋化成一社になります。といってもまだ10万枚の需要があったのにも驚かされますが。その頃から徐々にアナログの良さを広める活動があったり、一万円程度のプレーヤーが発売されたり、ももクロ、パフューム等若いアーチスト達がLPを発売する等で年々倍々と需要も広がり昨年は80万枚まで増加しましたと言っても最盛期の一割にも満たない数ですが、CDにしてもその後音楽配信とかに押され続け音質的にはもう一歩進んだハイレゾの世界が見えてきた今大健闘といえるのではないでしょうか。

我が家は親類に電気屋があったため比較的早くステレオと呼ばれるものがあり、小学校の頃から色々な音楽に親しんでいて、中学の音楽教室で聞いた、ベートーベンの田園を気に入り初めてのLP購入となりました。

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1952年の録音で今でもたまに聞きますが、驚くほどいい音で十分鑑賞に堪えらます。もちろん最新録音とは比べられませんが。以来55年の間に約300枚程が棚に収まっていて針を下せば常に音が出る状態になっています。

こちらでの購入は中古が主流ですが、5年ほど前には200円ほどのものが今は500円に、私にとっては複雑です。ジャズ、ビートルズは2000円以上です。

温かみのある優しい音を聞きたい、と共に大きいジャケットがファッショナブル、針を下すときの緊迫感とワクワク感というのが若者に受けているらしいのです。

皆様方の押し入れとか倉庫にレコードが眠っていませんか。プレーヤーは量販店でスピーカー付きの安価なのも販売しています。この秋はアナログの音で昔を思い出してはいかがでしょうか。

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