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一般社団法人 香川県建築士会
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【総務】第31回設計競技審査総評

日本を代表する建築家丹下健三氏(故人)の船を模して設計された香川県立体育館、1964年に竣工し、県民に愛されてきた施設である。

しかし度々の構造基準等の改正で現在の耐震基準を満たしておらず、大きな地震が有れば、アリーナの天井が落下する恐れが有るなど、このまま使い続けるのは危険であると、2014年秋から閉鎖されている。

しかしこの体育館には多くの市民にも思い入れが有り、リノベーションをしてでも存続を希望する声が多い。

香川県建築士会では耐震改修等の問題はさておき、リノベーションの可能性を広く会員に募り、大胆な発想の提案を求めて、本年度の設計コンペの課題とした。

3月10日の締切りにまでに6点の応募を頂き、3月15日に審査員8名による審査会を行った。
応募者には各5分のプレゼンテーションを行って頂き審査側からの質疑応答の後、審査員の審議により銀賞2点、銅賞1点との結果となった。
 
銀賞-建築と人が再生する場.pdf ・・・カワニシ ノリユキ

障害者優先のスポーツ施設、最近は障害者が楽しめる為に考案された競技が増え国際的な大会も多く開かれている、しか し国内ではそのような選手が使えるよう配慮された施設は少ない。競技者の強化合宿等に使える用な特別にバリアフリーに配慮した体育館にリノベーションする 事で全日本代表クラスの合宿を誘致する事により県民・市民の方にも障害者への理解も高まる事が期待できる。

銀賞-遺跡のような建築.pdf・・・新名 秀樹

思い切って大吊り屋根を取っ払い3階は屋外とし、自然環境との調和を計り、コンサート等のイベント開催を行える屋外ホールとする、又普段は公園の機能を持たせる等の提案が評価された。建物の仕上げ面は風化が進むにつれ、近未来には遺跡の如くなる。
   
銅賞-瀬戸内建築アーカイブ.pdf・・・白川瑞帆・大平達也・庄子幸佑

瀬戸内には固有の伝統・風土に根差した近現代建築が造られている・これらに係わる資料、図面、模型などを収蔵展示し、これらを通して、時には振り返り、また議論する場としたい。提案の特徴としては西側のかんらんせきを支える格子状のはりを残し、スラブを撤去、そこには透過性・開放性のある装置を設け、格子梁の下にはいけを設け、時には池に反射する光を、また時には風をとりこみ自然と調和した施設としてよみがえるなどの工夫がある。


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平成28年5月19日に開催された総会で表彰を受ける入賞者




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