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女性委員会

2018 津山シンポジウム+奈義現代美術館報告

「歴史的建築物の活用による地方創生シンポジウム」 /主催 公益社団法人 日本建築士会連合会+「奈義町現代美術館」参加見学 報告

女性委員会  藤本 たみ

 10月6日に津山市で開催された歴史的建築物の活用による地方創生シンポジウム /主催: 公益社団法人 日本建築士会連合会~国土交通省「歴史的建築物の活用に向けた条例整備ガイドライン」の普及に向けて~に参加しました。
 魅力あるまちづくりのため歴史的建築物の活用が全国的に拡がっていますが、その価値を損なうことなく現行の基準に適合させる改修を行うことが難しい場合があります。こうした課題に対応し、活用を促進する方策として、地方公共団体が定める条例により建築基準法を適用除外する仕組みが講じられていますが、その条例の制定・活用を加速するためのガイドラインが作成されました。シンポジウムはこのガイドラインを関係者に周知し、保存活用を推進するため、(公社)日本建築士会連合会主催により開催されました。
 シンポジウムでは、ガイドラインについての説明のほか、「歴史的建築物の活用と建築基準法を両立させる方法」、「歴史的建築物・町並みの活用と火災安全」について基調講演があり、その後のパネルディスカッションでは、保存活用について実例や地域での取り組みについて発表を受け、意見交換が行われました。
 基準法に則っての審査では、用途によるソフト面への対応や、地域性により一律のしばりの難しさがあり、建物ごとに柔軟に対応することが求められること、保存基準を定めることで審査のしやすさや活用の方針の決めやすさがあるといった意見がありました。
 すでに活用がされている地方公共団体でも手続きの簡素化という課題を抱えており、『がちがちでは難しいがしつこく粘り強く』という言葉が印象的で、とにかく話し合いが必要なようです。また、実際はこれが一番の障害ではないかと思うのですが、使い続けることが難しく保存を断念することもあるという話もありました。
保存活用は見通しの悪い分野ですが、シンポジウムの前に津山高校本館(明治28年)を見学し、ルネサンス様式の外観は秋の青空に映え、学生時代の思い出にこういった風景があることを羨ましく思いました。


  

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