ホームへ戻るお知らせ(2008年)

■2008年度事業 土塗壁実大面内せん断試験のご案内
土壁ネットワーク
 試験の内容がほぼ決まりましたのでお知らせします。
 試験は「耐力壁としての土塗壁」の性能を実大の試験体を使って見て確かめようとするもので、今年度は過去の2年間の試験を踏まえて、現場で一般的に行われている工法の耐力確認と施工における留意点などについて実大の試験体で確かめてみることにしました。以下の8種類の試験を行うよう準備を進めています。
 
■土塗壁と筋交いの組み合わせ
 筋交いを併用することで加算により壁倍率を上げることをしますが、実際はどのように破壊するのかを確認します。
 
 【試験体-1】3尺巾の軸組、筋交い30×90(壁倍率1.5)+屋外側に間柱
 【試験体-2】1間巾の軸組、筋交い30×90(壁倍率1.5)+屋外側に間柱
 
■チリ際壁収縮隙間の補修
 昨年度の試験で外壁側間柱間の乾燥収縮による隙間が耐力への影響があるものと考えられましたので、チリ際を中塗り(砂漆喰)を行うことでの耐力性能への影響を確認します。(土壁外部砂漆喰の施工は徳島県や高知県、香川県東部などでは一般に行われていますがその他県内では行われていません)
 
 【試験体-3】1間巾の軸組、屋内は中塗+屋外は間柱間荒壁面に砂漆喰
 
■開口部がある場合の破壊性状
 垂れ壁や腰壁など開口部がある場合に、外部からの力に対して小壁がどのように影響するのかを確認します。また、鴨居の仕口種類により躯体の変形時にどのように効果を示すのかも確認します。
 
 【試験体-4】3尺巾の軸組、鴨居・垂壁+腰壁、外壁側に間柱
 【試験体-5】3尺巾の軸組、鴨居(片目地)・垂壁、 外壁側に間柱
 【試験体-6】3尺巾の軸組、鴨居(両目地)・垂壁、 外壁側に間柱
 
■壁土のない軸組の耐力
 面材となる土が付いていない場合、竹木舞や軸組はどのように抵抗するのかを確認します。
 
 【試験体-7】地域仕様の1間巾の軸組と竹小舞
 【試験体-8】地域仕様の1間巾の軸組
 
 同時に実大試験と合わせて「軸組仕口の強度試験」を行います。長ホゾにする木材の目込みの影響を確認する試験で、ホゾになる箇所の年輪数の差(目の込んだ柱とそうでない柱)による強度比較をスギとヒノキ別に試験します。
 
 スケジュールは、8月から試験体製作に着手し、土を付けない試験体は9〜10月ころ、土を付ける試験体は12月から来年1月頃に試験を行う予定です。
 試験に合わせて、試験を分かりやすくするための事前学習会、試験を見ながらの試験説明会、報告会を開催しますので改めてご案内差し上げます。
 また、10月25日には建築士会全国大会・徳島大会「まちづくり交流プラザ」出展が決定しましたのでお知らせします。
 
 <参加申込み・問い合わせ先>
  土壁ネットワーク(担当:大西泰弘)
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  FAX:087-831-8663(電話087-831-8662)
 

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