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ACTIVITY REPORT

活動報告

青年・女性建築士の集い中四国ブロック高知大会の報告

コロナウイルスの感染拡大の為、2年間中止をしていた本大会。
今年度は3年ぶりに中四国ブロック大会が高知県にて開催されました。
大会のサブタイトル『ユーモアを描け!!』、一度聞くと頭の中に残る創造的なタイトル。
開催前からおのずと期待してしまうタイトルの大会です。

6月11日・12日と2日間に及ぶ中四国の各9県が集まる大会です。3年ぶりの開催の為、開催地の高知県文化ホールの受付では、参加者再開を喜ぶ声や談笑の声が響き渡っていました。どれだけみんなが待ち望んでいた大会なのかはみんなの笑顔からも伝わってきました。
本大会のメインイベントである地域実践活動報告は、各9県多種多様な創意工夫をした活動を行い、建築士でなければ出来ない有意義な活動の発表をしました。結果、香川県は最優秀賞を残念ながら受賞することが出来ませんでしたが、活動を各県に報告し、次に通ずる一歩となったと思います。

その後は分科会では「建築びと×食」「建築びと×アウトドア」「建築びと×組子」と3つのグループに分かれ、高知で活躍されている講師の先生の講演やワークショップを参加しました。私は「建築びと×食」に参加しフードプロデューサー大原 一郎氏、経営コンサルタント小松一之氏の講演会に参加しました。高知県在住の大原氏は霧の森大福等、誰もが見聞きしたことのある人気商品をプロデュースしたスペシャリストです。ネーミングや製造方法や人柄によりこの店でしかない人気商品が生まれてくることを講演されました。

そして、何より大事な大懇親会。高知県でしかすることの出来ない懇親会が始まりました。カツオに日本酒、鳴子が鳴り響く食事会、これぞ高知と思うものが詰め込まれた懇親会でした。

2日目はエクスカーション。私は高知の駅周辺の建物探訪するコースに参加しました。
耐火木材やCLTを使用したオーテピア、高知県自治会館の2つの建物を設計された設計者の説明の元、見学をしました。さすが高知県と唸る程の木材を使用した高層ビルでした。
 
これにて2日間の大会は盛大に終了しました。大会後は帰路の前にひろめ市場や日曜市を巡って高知を堪能して帰りました。
建築を志す各9県の多くの人が一同に集う本大会は毎年有意義な大会です。中止していた2年間を取り戻すべくみんなの熱量を感じた大会でした。

高松支部青年部 豊田智詞

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