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ACTIVITY REPORT

活動報告

【女性委員会】旧金比羅大芝居「金丸座」見学会の報告

立春を過ぎた25日(日)、女性委員会 旧金比羅大芝居「金丸座」建物見学(ガイド付き)を開催しました。天気も良く、春の訪れを感じるような温かさの中で建物見学日和の中17名の方にご参加頂きました。

旧金比羅大芝居(通称:金丸座)は琴平町にあり、現存する日本最古の芝居小屋です。「魅力ある和の空間ガイドブックWEB」でご紹介した際に、原稿作成のための取材も兼ねた見学会を開催しました。今回はその後に行われた耐震補強工事も見学するべく再訪することとなりました。

▼魅力ある和の空間ガイドブックWEB版  
https://www.kenchikushikai.or.jp/torikumi/jyosei-iinkai/guidebook.html

こんぴらさんの表参道筋には大勢の参拝客がおり、ツアーで来ているのか外国語も飛び交い活気が溢れていました。参道筋から石段筋を進みと緩やかな坂道ですが、日頃の運動不足がたたり息を切らしながら登りました。階段を上がった先にある金丸座は圧倒される大きさでした。

建物内部を時代背景や部屋の名称の意味、舞台装置の使い方、当時と現代の違い等を案内頂きながら見学しました。何度か来ているはずなのに、新しい発見があり新鮮な気持ちで見学しました。

補強工事は、基礎、壁、床などの外観上目立ちにくい側面や背面に鉄骨の筋交い、内部の土壁をはがし中に構造用合板を入れ塗り直すという工事内容で、見た目を変えない工夫が施されたようです。

今回はいつも金丸座で案内されている方にガイドをお願いしたため、耐震補強工事に関わった方ではありませんでしたが、参加頂いた方達と補強箇所を探したり、補強方法について教えて頂いたり、話されていたりと、1時間の見学時間があっという間でした。安心・安全になった金丸座で、来年こそは四国こんぴら歌舞伎大芝居をまた見たいなと思いました。

夏と冬は催し物がありませんと言われていましたが、それもそのはず、外は春のような暖かさなのに金丸座内部は暖冷房がなく日差しも入りにくいため、特に足下の冷えが辛かったです。見学して気分は高まっていますが、体温まで高めるには限界があるようです。

昼食は宗家 金比羅饂飩 狸屋さんでうどん定食を頂きました。美味しいうどんでお腹もいっぱいになり、冷えた体も温まりました。

最後に、ご参加頂きました皆様、女性委員会の皆様ありがとうございました。

(女性委員長 都留 悠菜)

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