TTC県内研修旅行 in 小豆島
10月8・9日に県内研修旅行として小豆島へ行ってきました。マルキン醤油記念館、ジョルジュ・ギャラリー、石の島の石、道の駅小豆島オリーブ公園、寒霞渓、重石齢千年のオリーヴ大樹、迷路のまち等々時間の許す限り小豆島を観光しました。
マルキン醤油記念館では明治時代に使用していた道具が展示され醤油造リの歴史や製造方法が紹介されていました。この記念館は醤油工場を改装しており、有形文化財に登録されています。ほぼ丸太のままの梁や斜材を使った合掌造りが広い空間を構成し、現在はスラスト力による広がりを抑える為、鉄骨材で補強していました。
小豆島には瀬戸芸の作品が多数あり、道中で見つけることもありました。醤の郷では古民家に幾何学模様を描いた作品の“ジョルジュ・ギャラリー”、公共トイレをアート化した“石の島の石”と“大きな曲面のある小屋”、オリーブ畑の中にある立体作品の“オリーブのリーゼント”、寒霞渓では鉄の輪が連なり球体となった“空の玉”、迷路のまちでは民家内部が洞窟のようになっている“変幻自在の路地空間”を見に行きました。
瀬戸芸ではありませんが迷路のまちにある“妖怪美術館”にも足を運びました。古き良き建物に妖怪の作品が展示されています。妖怪は皆が知っている伝承妖怪は勿論オリジナル妖怪までありました。暗闇の中を懐中電灯で鑑賞したり、専用アプリで音声ガイドを聞いたりしながら進んで行きます。複数の館が別々の敷地にある為、館内への入室管理はパスワードを入力して開錠する仕組みになっていました。また、オリジナル曲が面白くタイトルは“チョーケシのうた”です。YouTubeにありますので検索してみてください。小豆島の歴史が残る迷路のまちと建物、手作りの作品達にIT技術が融合され新たな妖怪文化が創生されているのかもしれないと思いながら帰路につきました。
( TTC 山中 見奈 )