【西讃支部】建築士の日事業「父母ケ浜清掃活動」
7月7日、「建築士の日」の事業として西讃支部では父母ケ浜清掃活動に参加しました。一昨年以来2回目の参加です。
建築が環境に与える負荷は非常に大きく、地球温暖化の原因であるCO2は資材生産から施工、運用、解体までの建物のライフサイクルを通じて排出され、それは日本全体のCO2排出の約1/3になるそうです。「カーボンニュートラル」という途方もない大きな目標も大切かもしれませんが、まずは地域環境に配慮した取り組みが必要だと思います。地元の海、山、川などの自然環境保全、また景観に配慮した地域全体の持続可能な開発の実現。こういった地域レベルの取り組みが、ひいては地球環境保全につながっていくことを期待します。
清掃活動を通し建築士としてだけではなく、一個人としても環境保全に対する意識がより深められる貴重な機会となるように、今後も継続して参加していく予定です。
(西讃支部長 図子 弘規)