【高松支部】れきみんナイトミュージアムの開催
11月8(金)・9(土)に、瀬戸内海歴史民俗資料館の夜間開館イベント「れきみんナイトミュージアム」が開催されました。瀬戸内海国立公園90周年を盛り上げる事業の一つとして、瀬戸内海歴史民俗資料館、高松支部青年部会、香川県建築職の有志等によって、れきみんの建築を通じて、瀬戸内海を楽しんでもらいました。
【屋上展望台・瀬戸の桟敷】(青年部の演出)
普段、殺風景な屋上展望台には、瀬戸内海を眺めながらゆっくり過ごしてもらえるような設えを行いました。ゴザを敷き、靴を脱いで、海や空を眺めながら、光や空気の変化、風の流れ、海や森からの音を感じる、そんな時間を演出することができました。
【第九展示室・れきみんミニシアター】(香川県建築職有志の演出)
第9展示室を使って、ドローンによる空撮映像や夕暮れから夜明けの風景を捉えた映像を壁面全体に映写するミニシアターを設けました。れきみんの代名詞である石積みの壁、そして荒々しく仕上げられた打放しコンクリートの壁で囲まれた静謐な空間で、れきみんに没入する体験を演出することができました。
直前に発表された重要文化財指定の答申に関するニュースの効果もあり、2日間で500名を超える方に来場いただき大盛況でした!
瀬戸内国際芸術祭が開催される来年もぜひ開催したいと思っていますので、「参加したい!」「興味がある!」という方は、高松支部青年部会までお声がけください。
高松支部 庄子幸佑