【西讃支部】「建築士の日」事業報告

西讃支部では「建築士の日」の事業として7月6日に三豊市の父母ケ浜の清掃活動、7月12日は観音寺市の有明浜の清掃活動に参加しました。父母ケ浜は3回目、有明浜は初めての参加でした。
「瀬戸内海建築憲章」のなかに
瀬戸内海の環境を守り 瀬戸内海を構成する地域での
環境と人間のかかわりを理解し 媒介としての建築を大切にする。
(中略)
建築と環境とが遊離し 建築が一人歩きすることはない。
とあります。
建築が環境に与える負荷は非常に大きく、地球温暖化の原因であるCO2は資材生産から施工、運用、解体までの建物のライフサイクルを通じて排出され、それは日本全体のCO2排出の約1/3になるそうです。
私も建築人として環境に負荷を与えている以上、清掃活動を通し地域の海、山、川などの自然環境保全や、また景観に配慮した地域全体の持続可能な開発の実現。こういった地域環境保全に対する意識を、一層深める活動にしていきたいと思います。
【西讃支部長 図子弘規】