高松支部青年部は模型作成ワークショップ「ユメイエ。」を昨年度に引続き11月23日（土）に開催しました。 

「ユメイエ。」というプログラムは子どもたちに世界中の面白い建物を見てイメージを膨らませ、自由な発想で夢の家の模型を作成します。そして、完成した模型をみんなに発表するワークショップです。昨年度は会場を五色台の瀬戸内歴史民俗資料館に設定しましたが、今年度は屋島の「やしまーる」に設定しました。青年部では会場設定にこだわりを持ち、子どもたちがより自由な発想の出来る建築で行うことを重視しています。瀬戸内歴史民俗資料館に続き「やしまーる」は開催に適した建築です。

ワークショップでは模型のイメージを膨らませ、いざ模型作成を始めると子どもたちはよそ見もせず無  我夢中であっという間に時が経ち、一瞬の内に個性的は世界に一つの「ユメイエ。」が完成しました。世界にひとつの16人の家が建ち並びました。そして、子どもたちは思いを込めて作成した模型をみんなに発表する際には、堂々と笑顔と自信に満ち溢れた声で思い思いの「ユメイエ。」を語りました。

子どもたちの夢が詰まった家は個性的で誰もが唸る作品となりました。本プログラムでは作った模型の見栄や作品性より、考えて作るプロセスや体験を最も重要としています。子どもたちが作る過程を見ていると、感受性や創造性が刺激されるワークショップとなったと思います。

われわれも普段の生活では日常の業務や暮らしで夢を語ったりする場がないと思います。夢の家だけではなく、何かひとつでも夢を語り合う機会があれば暮らしが豊かになるのではないでしょうか。

（高松支部青年部会長　豊田智詞）