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ACTIVITY REPORT

活動報告

令和7年一級建築士製図試験課題参考建物見学会の報告

令和7年一級建築士製図試験課題参考建物見学会の報告

9月4日(木)、一級建築士製図試験の受験生を対象とした庁舎見学会を、高松市防災合同庁舎で開催しました。ご多忙の中、ご協力いただきました高松市財産経営課の皆様には、心より感謝申し上げます。

今回の見学会は、本年度の製図試験課題である「庁舎」をより深く理解していただくことを目的に企画しました。参加者は12名で、青年委員会と女性委員会の共同担当として開催しました。

■見学のポイントと参加者の声
実際の建物を見学することで、机上学習だけでは把握しきれない空間のスケール感や、設備機器の配置、動線計画などを立体的に捉えることができる機会になったかと思います。たとえば、以下の点が参加者にとって有益だったようです。
◯免震装置について、設置場所や構造を間近で見学し、地震災害に対する具体的な対策を学ぶ良い機会となりました。
◯空調設備・機械室について、普段目にすることのない空調設備や機械室の内部を見学し、複雑な配管やダクトの配置が、実際の空間ではどのように納まっているかを体感しました。
◯光庭について、自然光を建物内部に取り込む光庭の役割と効果を実感しました。明るく開放的な空間が、利用者の快適性向上に繋がることを再認識しました。

参加者からは、「図面を読む力が上がった」「設備計画のイメージが湧いた」といった感想が寄せられ、今回の見学会が、受験生の皆様にとって、これからの学習の大きな助けとなることを願っています。この経験を活かし、本試験での合格を勝ち取られることを心から応援しています。

(高松支部青年部 庄子幸佑)

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