晴天で最高の旅行日和の中、西讃エリア研修旅行に参加してきました。普段は宿泊しなければ見学しにくい木造建築の宿泊施設を見学させて頂きました。

まず初めに三豊鶴を見学しました。倒壊危険建築物扱いだった酒蔵に「新しい価値」を持たせるために、限られた費用の中で、酒造りに使われていた道具を上手く再利用し、宿泊施設・多目的ホール・酒樽アート等様々な刺激的な物を実現していました。特に米蒸しかま風呂は、実際に浸かったらどのような感じになるか興味をそそられました。

その後、浦島ビレッジ・讃岐緑想を見学しました。施主の強い要望であえて崖地に建築することで部屋からの景色は絶景でした。平面的に無駄がない考えられた動線、菅組ならではの収まりの綺麗さにも驚きました。

どの施設も一度は泊まってみたいと思い、泊まることで、もっとじっくり見たいと思わせる建築物でした。また、各施設全て関係者の方々から、施設について詳しいご説明をお聞きすることができ、充実した時間を過ごすことができました。

最後に大平様・兼近様を初め、今回の旅行のためにご協力いただいた皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。
（高松支部　横田　竜平）