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ACTIVITY REPORT

活動報告

第63回建築士会全国大会「広島大会」報告

高松支部理事 金本一成

「元気じゃけん!ひろしま」をテーマとした本大会は、新型コロナウイルス感染症の拡大により1年順延となり、またもや現地広島での開催を断念せざる得ない感染の急拡大を受け、急遽、会場を東京の浜松町コンベンションホールに移し、WEBを主体にした「広島大会」として実施することになりました。
全国大会当日は、青年委員会セッションをはじめ各セッション並びに「木の建築」「木のまちづくり」シンポジウムが同時に開催され、午後からは、東京大学名誉教授で医学博士の「養老孟司氏」と東京大学名誉教授で建築家・建築史家の「藤森照信氏」の『解剖学者と建築探偵からの“遺言”~自然・歴史・文化・建築~』を演題とした記念対談が行われました。大会式典では、広島県建築士会大会PR動画のオープニングで始まり、大会宣言の後、公益社団法人広島県建築士会会長の「井本健一氏」の開催の挨拶、公益社団法人日本建築士会連合会会長「近角眞一氏」の主催者挨拶へと進み、表彰式へと移りました。

本来ですと香川県からは、令和2年度連合会会長表彰者として「大西秀行氏」「曽根昭一氏」「土田実氏」、令和2年度伝統的技能者表彰者として「野崎正明氏」及び令和3年度連合会会長表彰者として「神余智夫氏」「後藤哲夫氏」並びに私(金本一成)が大会に参加する予定でしたが、このような状況の中では叶いませんでした。
しかしながら今回のように、ズームによるオンライン配信により、現地で大会に参加しなくても記念講演や大会式典が視聴できる等、広く情報が伝えられる試みにより、利便性が大変向上しました。これを機に、来年以降も現地参加以外にもオンライン配信が継続されれば、多くの方に全国大会の情報が伝わり、大会がより身近に感じられると思いました。
最後になりましたが、このように大変な状況の中、大会の開催に尽力された方々のご苦労に感謝するとともに、今後も微力ではありますが、香川県建築士会の発展に協力してまいる所存です。ありがとうございました。

 

 

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