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ACTIVITY REPORT

活動報告

「新香川県立体育館(仮称)建築工事」見学会にて

当日の朝の天気予報では午後から雷雨になると言ってたので、私の雨女っぷりが発揮してしまったか!と思っていましたが、参加者の方の中に相当な晴れ男、晴れ女の方が参加して下さっていたみたいで、お天気も良く現場見学する事ができました。

見学にあたり、香川県の担当職員の方よりアリーナの概要や特徴を説明していただき、大林・合田・菅特定建設工事共同企業体の所長と副所長の方に工事概要などを説明していただきました。

構造:鉄筋コンクリート造・鉄骨造
規模:地上2階 地下1階(に申請上なるそうです)
建築面積:約18,950
延べ面積:31,212
最高高さ:27.7m 
工期:令和4318日から令和61129

メインアリーナとサブアリーナ、武道場兼多目的ルームの3つの建物を一連の流れのある屋根で繋げた建物で、瀬戸内の島々をイメージしたのだそうです、納得しました。個人的には未確認飛行物体に見えてしまいました(笑)。自分の創造力の低さに凹みました。

そんな島々に見えるように作られているので、施工側は大変苦労されているようです。やしまーると同じように常に考えは3D、現場管理の方々や職人の方々のご苦労が目に浮かびます。屋根の南北と東西でH鋼を据え付ける考え方が変わり、かつ、波のような形状を作れるように加工する。鉄工所も一つ製作するのにも大変時間がかかると思います。完成後も屋根の鉄骨部分は見えるそうなので、完成してからの楽しみの一つです。

メインアリーナの最大収容人数は中四国最大級の1万人だそうで、固定席は中四国最大の5,024席。また新しい発想のアリーナで、通常は競技フロア及び観客席とホール等の交流エリアが壁で区切られて音の反響がありますが、本アリーナでは、その壁が無く一体となった空間になっており、音の反響が少なく、観客席でよりクリアな音が楽しめるそうです。

外構も芝生があったり、いろんな方向へアクセスできるように階段やスロープがあり、公園のように使えそうです。

現在工期の中間でメインの鉄骨工事とサブ・武道場の基礎工事を行っておりました。完成が楽しみです。個人的に好きなアーティストがコンサートに来てくれるのを楽しみにしております。

(業務委員会・高松支部 蒲生 亜季)

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