令和5年度中四国若手建築志(士)交流会in島根
9月23、24日に島根県建築士会主催の中四国若手建築志(士)交流会に参加し、国立公園三瓶山のキャンプ場ケビンで宿泊し、三瓶山ミニ登山、さんべ縄文の森ミュージアムの見学、石見銀山の歴史的町並みを見学して参りました。
さんべ縄文の森ミュージアムでは、埋没林(まいぼつりん)と呼ばれる縄文時代の三瓶山の噴火により埋没してしまった「森の化石」が保存されており、根株展示棟には地下13.5mに発掘した直径1mを超えるスギの木の根株が展示されております。数千年も前のスギにもかかわらず、腐らず現存していることに自然の力の凄さを感じました。また展示棟の外観は平屋の小さな建物でしたが、内部は地下15mを階段で下っていく施設となっており、内部と外部とのギャップがある不思議な空間に感じました。
翌日は、石見銀山の歴史的町並み(大森の町並み)を見学しました。大森の町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、大きな武家屋敷跡は江戸時代のままの保存されており、当時の暮らしが体感できるような施設やカフェに改修されていました。
ミニ登山は、島根県建築士会の女性スタッフの皆さんが登山中優しく声をかけていただいたおかげで、何とか展望台までたどり着くことができました。幼稚園児でも登山可能なコースと事前に説明がありましたが、翌日以降の筋肉痛がハンパなく今後登山と名の付く事業の参加は控えるようにします。
(青年委員長 中村 一之)