被災建築物応急危険度判定模擬訓練の報告

令和7年9月2日(火)、三豊市市営住宅を会場として実施された「被災建築物応急危険度判定模擬訓練」に参加いたしました。
本訓練は、大規模地震等の発災時において、建築物の倒壊や二次災害の危険性を迅速に判定し、住民の安全を確保することを目的とする重要な取組みです。
私は以前に応急危険度判定に関する技術講習(座学)を受講しておりましたが、実際の模擬訓練への参加は今回が初めてでした。現地では、判定業務の具体的な手順や留意点を確認するとともに、チームを組んでの作業や実施本部との連絡体制を体験し、組織的な連携の重要性を強く感じました。特に、緊急時においては限られた時間の中で迅速かつ正確な判断が求められるため、日頃からの実践的な訓練が不可欠であることを再認識いたしました。今回の経験を通じ、机上の学びだけでは得られない実務感覚を身につけることができ、大変有意義な機会となりました。
今後も継続して訓練に参加し、判定業務の技能向上を図るとともに、地域防災力の強化に微力ながら貢献していきたいと思います。
(西讃支部青年部 部会長 篠原耕平)